第62回「読書感想文コンクール」
2022.04.15 読書感想文コンクール
昭和22年4月戦後日本の新しい教育制度がスタートし小学校の実践教育は「読み・書き・算盤」の徹底でした。それは文部省の「ゆとり教育のあり方」基礎学力の徹底でもありました。こうした環境の中で子供たちに唯一欠けているものが「読み」力でした。このことを補うため「読書」をライオンズとして子供たちに勧めたらどうか昭和53年当時会長であった故藤井憲二郎氏が提案、市教育委員会に相談・指導のもと「浜松読書感想文協力会」を設立、初代会長に故藤井憲二郎氏が就任した。
教育委員会は中央図書館を窓口としライオンズクラブは334C地区1R1Z5クラブ合同事業として三者共催による「読書感想文コンクール」を市内小中学校の生徒を対象にスタートし優秀作品に賞品等を提供することにしました。
その後このコンクールは生徒たちからも好評で毎年1ゾーン内5クラブ合同事業として行われました。しかしその後1ゾーン内に新設クラブが相次ぎ合同事業としての歩調が合わなくなり昭和56年浜松ライオンズクラブが独自の事業として「読書感想文コンクール」を継続今日に至っています。
当クラブとしては重要なアクティビティの1つとして毎年予算を計上 今後もこのコンクールは継続していく方針です。今回第62回「読書感想文コンクール」は市内134の小中学校 22,362人の生徒からの応募がありました。年々応募者が増加しており子供たちへの浸透度は厚いです。今回の表彰者は浜松市長賞2名、浜松ホストライオンズクラブ会長賞1名、浜松読書感想文化協会賞1名、その他最優秀賞5名に賞品賞状が授与されました。
「令和3年度 浜松市内読書感想文最優秀作品」
浜松市長賞
静岡大学教育学部附属浜松中学校 3年 木村 凛さん
「檸檬」を読んで |
浜松市立鴨江小学校 4年 小澤 響さん
カラスのファンになる日 |
浜松ホスト ライオンズクラブ会長賞
浜松市立江西中学校 2年 冨田 くるみさん
よりそっていくこと |
浜松読書文化協力会長賞
浜松市立篠原小学校 1年 山下晏寿さん
「そのとき」がきた |